2015年8月15日土曜日

140円で栃木県・群馬県に行ってきたというお話


久々の投稿になりますが栃木県・群馬県に行ってまいりました.

JR東日本は「運賃計算の特例」というものを認めておりまして,

出発駅から到着駅までの経路に関わらず計算上最安となる運賃でどこまでもいけるわけです.

といっても駅構内から出たり, 同じ駅を二度通ったりすることはできません.

...というわけで町田から成瀬に行き, 駅を降りて成瀬から町田までの切符を購入し,

再び電車に乗り, 「成瀬→町田」の切符で私は横浜に向かったわけです.

横浜では湘南新宿ラインに乗り換え, 新宿に向かいます.

新宿で友人と怪しげな取引をして, そのまま湘南新宿ラインで小山(栃木県)に向かいました.




両毛地域である小山から高崎にかけては, 両毛線という路線が走っております.

ここは電車です.

気動車は走っておりません.



107系電車です.

国鉄からJRへの過渡期に製造されました(JR発足後).

この電車に乗って高崎に向かうのですが, なかなか来ません.

4両編成で利用客も多いのですが, やはり数十分間隔です.

日ごろ5分/3分間隔の運行に慣れているものですから長く感じます.




高崎に着きました.

これは地方に行くとよくみかける115系です.

個人的には非常に好みのデザインといえるでしょう.








高崎からは八高線で高麗川・八王子を経由して町田に帰ります.

上にあるキハ110系は気動車ですが,

やはりキハ40といった国鉄の車両より大幅に静粛化されています.

この車両に乗ったのは記憶が正しければ初めてですが,

まったくと言っていいほど揺れません.

小田急4000やE233よりは揺れるものの, そこらへんの鉄道に比べれば遥かに.

おそらく重いジーゼル機関を床下に配置しているため安定性が高いのでしょう.



//今回は駅構内から出られなかったので鉄道の画像しかありませんでしたが,
今週中にどこかしら"登頂"しますので....
おそらく長野の某甲武○ヶ岳になるかと...あるいは雲取山
ではまた

2015年3月28日土曜日

NT京都2015に出展したお話


NT京都(2015)に出展しました.

白色レーザーを展示するつもりでした.

黄色レーザーしか展示できませんでした()



会場でダイクロイックミラーを接着したり

しかし角度決めが不可能ですので..

まあ冒頭のように光軸ブレブレのゴミになってしまったと..


鶴瓶(TNKS1407)君のランプ波ランプ(ramp-wave lamp)

ノコギリ波(ランプ波)で動作するランプ(照明)です..

数百Aまでの電流を叩き出せるとか

ほげぇ


京阪京津線乗りましたよ.

あと阪急京都線も乗りました.

阪急はシェード(ブラインド)がアルミ製のものだったりと

ひじょーに良いものがあるって感じでしたね..


会場は西院春日神社の境内.

朝になると緑の格子を独特の作法をもって開けるところをみることができます.

開けている人(巫女=サン)は普通の格好で社務所に入り, 巫女wearで仕事をし, しばらくするとジャージで出てきてどっかに行ったので...

たぶん高校生あたりのアルバイトではないかと(推測)


食べたい(大嘘)



海苔巻君の真空おもちゃ

前日にはぼくの目の前で水銀の蒸気を飛び散らしてくれましたね



かめさん...(U・x・)U


なんだこれは・・・ たまげたなあ


帰り..313系



















































2015年3月17日火曜日

周期表の頒布について




2015年3月のNT京都にて周期表を頒布します.

サイズはA4で, 普通紙にレーザープリンタで印刷, クリアファイル入り1枚100円とします.

また, A4サイズ-A1サイズまでのpdf版も用意しております.

こちらについてはeddel . rittuo * gmail . comまでご相談ください.

 ※ 書籍・教科書・出版物等向けの有償再配布許諾についても上記までご連絡願います.

2015年3月14日土曜日

北斗星*最後の日(定期運行)




地獄絵図といったところでしょうか..

昨日は深夜に富山から帰還したところですが

今日もまた鉄道のお話です.

朝8時に起きました.

そして09時55分ごろに気づきました.

今日が北斗星のラストランであるということに..

町田から上野はおよそ50分かかります.

危険が危ない!!

小田急に乗りました.

上野には10時50分頃に着きました.

さて地獄が待っていました.

EF510-514に連れられて北斗星がやってまいりました.



地獄絵図です.

いつもは身長が高いせいで眼球に吊り革の直撃をしたりと

痛い目に遭っているワタクシさんですが..

今日ばかりは得した気分です.

ほぼ180cmある身長と長い腕, 柔道部で鍛えられた体幹は

三脚なしで余裕の撮影を可能とします(意識高い発言)



身長高くてよかった...

昨日は二回も吊り革直撃食らったけど....




地獄に手を振る聖人




全方位カメラを使う強者

おたくおたくってやつかな?




耳を引き裂くような汽笛を轟かせて去ろうとする北斗星

(実際にしばらく聴覚がおかしくなった)




早急に撤退できたお陰で「ありがとう北斗星」記念メダルを

あまり並ばずに購入できた.

ほなICOCAで帰ろか...

このあと秋葉で買い物をして帰りました.





おまけ...東京駅100周年ラッピングのE231系

それにしてもここのところ...

50mm F1.4のバルサム割れが悪化してきた....

ような...してないような


富山に行ったお話



 富山に行ってまいりました.


 2015年3月11日水曜日05:14に始発で鶴川駅を出発し,

高尾駅を出たのは06時14分の427M-211系でした.

 昨年もほぼ同時期同時刻に中央本線を使いましたが, 今年は文化的特徴についても

観察を行ったりしました.

中央本線の沿線には石積みの畦が多く, また路線の辺縁は一面のぶどう畑です.

世界史必修世代の方にはお分かりかと思いますが, ぶどうの栽培には

気候条件があり, どこでもぶどうがよく育つというわけではありません.

 ところで427Mに乗り続けた場合には篠ノ井線と接続が取れないため

岡谷駅で09時08分の天竜峡発3425Mに乗継ぎをして松本に向かいました.



 松本駅に着いたのは09時xx分で篠ノ井線に乗り換えました.

ワタクシさんが乗ったのは東日本のE127系で運用されていました.

篠ノ井線はワンマン運転を行っており運賃箱なども車内に存在します.

ただし利用客はほとんどが定期券を持っているためか運賃箱に触れる方はおりませんでした.

まあtwitterから来た方はご存知だと思うが海苔巻(仮称)さんと長野駅で会いまして...

それでもって昼過ぎまで長野におりました.

長野には食べ物やと服屋しかなく, 恐ろしい環境です.

信州大学にでも編入しようかなあと思っていましたがやめました.

でもまあ長野駅の建築はよい感じです.

 それから中華そば屋「ちりめん亭」というのが駅前にありますが,

ここは非常に安く質がよいラーメン屋です.

チャーシュー麺を頼みましたが完璧です.

中国人店員が中国語を話しているのもよいですね.

自分は普通話(プートンファ)しか習っていないので話の内容はよくわかりませんでしたが..



つぎに長野からは信越本線で直江津に向かいました.

途中には姨捨(おばすて)と言う駅がありました.

絶景です.



長野に電気屋が無く円偏光フィルタが購入できなかったために写り込みがありますが

この素晴らしさはおわかりでしょう.

一面に棚田, 広大な平野の市街地にまで積もる雪...





残念ながらワタクシさんの50mm F1.4にはバルサム割れがあるのでこの出来だが...

 車窓を覆う満帆の雪は初めての経験である.

昨年は稀に見る積雪量で50cmほど積もったものの一過性である.

東京で生まれ東京で育った自分にとって雪とは奇跡に近い存在である,

 ほどなくして(many hours)妙高高原を越え, 直江津に着いた.

ときは15時をまわっており, このままでは富山に規定時間以内に到達できないと踏み,

特急はくたかの特急券と富山までの乗車券を購入.

軍用のソフトシェルを着込んでいるものの秋物のパンツなワタクシさん

非常に寒い....雪ではくたかは遅れ, トワイライトは運休である.

仕方ないので色々と写真を撮っていたが

越乃Shu*Kuraもあった.

相当に優秀なデザイナーが設計したとしか思えないこの車両.

これまた残念なことに位置が悪く途切れがあるが....

乗ってみたいものである.

あいにくと20歳を越したものの酒は10mLすら飲めないのであるが.









直江津からははくたか14号で富山に向かう.

車両はJRWestの681系であったが, この車両は非常に秀逸であり,

トンネル内で耳管に異常が生ずることもほとんどない.

調べてみるとどうやら扉のパッキンを圧着する機構が備わっているようである.



車両の画像はない.

屋根など無いかのように吹き付ける雪と恐ろしい寒さで震え上がってしまって..

富山には16時37分に着き, そこから城端線に乗り換える.

真のローカル線といったところか



気動車である.

ディーゼル(ジーゼル)で動くためバスのようにドロロロロロロといった音がする.

ワタクシさんはガスタービンの開発を齧っているのでそこそこの知識はあるものの

詳しい説明はできない.

が, ジーゼルはさしずめ車のエンジンから点火装置を無くして

自己発火しやすい燃料で置き換えた...ようなものである.

一般には燃焼部よりも加圧にコストが掛かると言われており手を出しづらいが

点火装置がないため信頼性は極めて高いため豪雪地帯でも使用できる.

...正直言って鉄道とバスくらいにしかメリットはないと思う.

船舶においてガスタービン-電力推進のほうが遥かに優れている(宣伝)

乗り心地は極めてよい. ディーゼル機関の音は好きである.

一般の方には五月蝿いだけかとおもう.

城端駅には1時間後に到着した.

夜には駅係員がいなくなるため, 運転士(ワンマン運転なので車掌はいない)が

降りてきて集札・入鋏を行う.

城端駅には18時20分着, ゲストハウスの方に迎えに来て戴いた.

五箇山トンネルを越え, 梨谷トンネルを越えるとそこは一面の雪である.

ゲストハウスの方によれば3月のこの時期にこの雪は珍しいそうだ.

なおゲストハウスの方が「岡山になぜ来たのですか」などと聞くから最初は訳が分からなかった

自分が来たのは富山のはずであって岡山ではない.

聞き返したがやはり「おかやま」と言っていた...

気づいたのは「五箇山」という看板を見てからである.

ゲストハウスの方が車で「くろば温泉」というところに連れて行って下さったので

そこに入った.

久しぶりの温泉である.

その後は温泉の二階で天ぷらと蕎麦を食べたのだが

「ネギを抜いて、どうぞ(迫真)」みたいなことを頼んだにも関わらずネギ入りで出てきた.

まあいいんですけどね.



米の質が非常に良いものであったことは特筆すべきところだろう.

蕎麦については関東のものとあまりにも違いすぎて「これは蕎麦でない」といった所感だ.





翌日は03時40分ごろに起床した気がする.

実に6時間寝た.

ドドドドドドドという音がする.

除雪車である.

前にもどこかで除雪車は見た気がするが, これは大きい.

帰り際に写真を撮ったがイスラエルの巨大ブルドーザー並である.





ゲストハウスの前にバス停は雪に埋もれていた.

目測で積雪量は1.5mといったところか.

関東では目にしない量の雪である.

激しい雪だが, この地域はほとんど寒くない.

関東とは大気中の水分量が異なるためだろう.

身に染みる寒さではない.




 皆葎...かいむくら/kaimukuraと読む.

葎はむぐらと読むのが一般的だが新潟の葎生:もぐろう/Mogurouのような読みまである.

ムグラというのは茜(アカネ/Rubia argyi/ルビア・アルギー) : ラテン語ではGYIをギーと読む.

の仲間で, 関東にはヤエムグラが自生しています.

服にくっつけて遊んだこともあるでしょう.

このBlogのどこかにもヤエムグラの画像は落ちているはずです.

葉の形は鳥足状複葉の典型として以前挙げたヤブガラシ(Cayratia japonica/
カイラチア ジャポニカ)にも似ていますね.

なおムグラとしては鉄葎(カナムグラ/Humulus japonicus/フムルス・ジャポニカス)もあるが

これはビール醸造に用いられるセイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus/フムルス・ルプルス)
の仲間であるカラハナソウに近い種といえるでしょう.

別種や変種の類とも言えますね.

ともあれ葎, 八重葎と鉄葎は全くの別種です.

無関係です.

なおこの子たちは鳥足状複葉ではありません.



城端駅前の道路には温水を噴出する装置が張り巡らされている.

触っていないので温水までかについては判らないが少なくとも加温はされているはず.




北陸線で反対方向に飛ばされる.

無知からか金沢方面の列車に乗ってしまったワタクシさん

JR西日本に言い渡された示談の条件とは...

{これネタを知らない人がみたら南砺(なんと)思うのだろうか........}

ともあれ1時間のマージンがあるもののかなりまずい状況になったため次の駅で降りました.

西高岡駅では待合室にテレビがあるのですが, 北陸新幹線の特集が放送された瞬間,

地元の方々がテレビに釘付けになっていたので...

まあなかなかインパクトがあるのだなあと.






おもしろいものが置いてあった.

日産化学工業は主に農薬や肥料を作る会社であることから

おそらくは硝酸アンモニウムを作るのだろう.

富山から高山本線でつながる速星駅には日産化学工業の工場があり,

そもそも速星は日産化学工業のシンボルと無縁でない.




サンダーバード16号 大阪行きに搭乗.

残念なことに2日前に予約したものの窓側席は取れなかった.

高岡駅で乗ってきた隣の男性は出張で大阪へ行くとのこと.

趣味でもない人が4時間も車内にいるのだからそりゃあ窓側の人気が出るに決まっている.

8800円もするのだからなおさらのことである.



車内(乗降口)の窓からトワイライト最終列車を撮影.

実のところこれまでの写真は全てMFすなわちマニュアルフォーカスで撮影しています.

というかここ1年ほどオートフォーカスのレンズには触れたこともありません.

時速110kmで走行するサンダーバードの狭い車窓からすれ違うトワの機関車を

撮影できる時間は僅か30ミリ秒程度.

しかもMFです.

ノーベルなんとか賞が欲しいくらいです.

まあ自分はFPSゲーマーだし生物学徒ですから多少はね?

...ところでここでSDカードが溢れかえりました.

全ての画像をRAW+JPEGで撮影していたためです.

大阪で新しいカードを買いましたが, 疲れからか1枚も撮影していません.

ではまた.

今度は21-23に京都に行きます.